jvim のコンパイル


 jvim は、 vim という高機能 vi clone を日本語化したものです。 現在の最新版は jvim3.0 です。詳しくは、 ここ を見てください。
 私は、高機能かつ軽い jvim が非常に気に入っています。 もしも、どうしても jvim の make がダメだったら、 日本語化されていない vim だけでも make するつもりでした。 そして、なんとか jvim2.0r+onew2.2.10 をコンパイルできたのですが.... ここで、皆さんにお詫びします。 実は、日本の自分の研究室でコンパイルしちゃいました。(苦笑) これには事情がありまして、

CMU には canna server は存在しないから、 wnn 対応で make しないといけない

wnn 対応で make するには、 wnn の library が必要

wnn のソースは強烈に大きいので、一時的に置くのも厳しい

さらに wnn の make は、けっこう山あり谷ありの険しい道である

ふと思い出したが、日本の IRIX マシンには、最初から wnn6 が入っている

じゃ、スタティックリンクで make して持ってくれば問題無しでは ?!

という、非常にもっともな ( どこがやねん ! ) 理由によって、 日本で make して ftp で get することになったのでした。
 ただし、 wnn6 の library では jvim (というか、 wnn4 を想定したソフト一般) の make は通りません。 ここ の情報を頼りに、 wnn6 に足りない関数を加えて、 wnn4 互換の library を作成しないといけませんでした。
 このようにして IRIX 5.3 で製作した jvim2.0r+onew2.2.10 ですが、 もし良かったら使ってみてください。 gzip で固めたものを、 jvim.gz として置いておきます。それと、 rk.tar.gz を置いておきますが、これも必要です。 これを適当なディレクトリ ( 例えば /IUS/usrf0/makoto/usr/local/lib/wnn/rk ) に展開して、

setenv ONEW_WNN_ROMKAND /IUS/usrf0/makoto/usr/local/lib/wnn/rk

とかいう感じで、環境変数 ONEW_WNN_ROMKAND に設定しておきます。 こうしないと、漢字変換できません。
 ... という辺りで退散します。役立たずでどうもすんません。


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