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冬は結構雪が降ります。特に93年、95年の冬は雪が多く、(特に郊外では)
非常事態宣言が出されたり、外出禁止になったりということもあります。主要
道路/生活道路の除雪はすぐに(夜の間に)行なわれるので、雪の深い路面状
態が続くことは稀ですが、豪雪の場合は主要道路(Turn Pike等)が閉鎖され
ることがあります。屋外駐車場や私用道路の場合には雪かきする必要がありま
す。
雪が降り始めるのは11月下旬から12月なので、その頃までには次のような項目を
チェックしましょう。
- タイヤの確認/場合によってはスノータイヤに交換
- バッテリの確認/古くなっていたら交換
- 雪対策用品の購入
- 不凍液の確認
- 雪の日の運転
車を出すのに雪かきする必要があります。(特に屋外駐車の人)
バッテリが弱っているとエンジンがかかりにくい場合もあります。
エンジンのかけ方のコツとして古い車(キャリブレータ車の場合)
- アクセルペダルを床まで踏み込む。
- キーを回して、セルモータをまわす。
- エンジンが始動してブルーーンと吹き上がるので、ただちに、アクセルペダルを
はなす。というのを覚えていてもいいですが、電子制御の場合は関係ないです。
また、ガソリンが非常に少ない場合はエンジンがかかりにくいです。ギリギリという
状態は避けましょう。ノーマルタイヤの人は特にゆっくり運転しましょう。
雪が深い日は動けなくなることもあるので、外出しないのが一番です。(特に夜間)
- 冬期のタイヤ
- ノーマルタイヤ
Pittsburghではノーマルタイヤで(ゆっくり)走っている人が多いです。
雪が深い時には乗らないという人はノーマルのままでもいいかも知れません。
タイヤ交換の際はAll-weather, all-yearを指定すればいいでしょう。
Seven Springスキー場に良く行く人はスノータイヤを考えてもいいでしょうが、
実際はall seasonで良い場合がほとんどです。
- スノータイヤ(studless tire)
ノーマルタイヤとスノータイヤの絶対グリップ力の差は10%程度という話しも
ありますが、雪が深い場合にはスノータイヤが有効です。坂道の多い所や郊外で
なかなか除雪してくれない場所の人はスノータイヤに変えることを考えてもいい
と思われます。
- スパイクタイヤ(studded tire)
スパイクタイヤを履いている車は非常に少ないですが、禁止されてはいません。
1995年12月の GoodYear Home Page によると、PAではNov.1 - April 15まで許可されて
います。凍った路面では非常に有効です。
- バッテリー
寒い時はバッテリーの電圧が下がるので、弱ったバッテリーではエンジンがなかなか
かからないことがあります。新品交換が一番です。交換したくなければ、
- 長時間屋外放置する時は、ボンネットをあけてバッテリーから直接プラス
(赤)端子を外して、放電を防ぐ。
- バッテリーに段ボールなどの着物をきせて、保温する。
という手もありますが、AAAと
背中合わせの毎日で落ち着かないでしょう。
- 持っていた方がいい物
雪の日用に、
- 雪をはがすスクレイパー(必須)
- シャベル(屋外に駐車する人は必須)
- ブラシ
- 鍵穴溶解剤
を用意しましょう。
Naoki Chiba
Fri Feb 28 16:14:24 EST 1997